お部屋時間の増加とともに、お花や観葉植物を
インテリアに取り入れはじめた人も多いはず。
グリーンをもっと素敵に生活に取り入れるヒントを、
スタイリストのみつまともこさんに教えてもらう
連載企画の第3弾です。
クリスマスの季節がやってきました。
街はウキウキムード。
おうちでも気軽にクリスマスの飾り付けを
たのしみましょう。
おうちで過ごすクリスマスが増え、ツリーを飾るという方はたくさんいらっしゃると思います。
ですが、グリーンの大きなツリーを飾る場所がない、出したりしまったりがめんどうくさい!というお声もよく聞きます。我が家では、ツリーの出し入れもすっかり季節の風物詩になってますが、たしかに場所もとるし時間もかかります。
飾りは無理のない範囲でたのしむもの。
クリスマスの演出は、大きいグリーンのツリーがなくても十分にできます。そのコツは、クリスマスらしいグリーンをしつらえて、それにクリスマスの小道具を合わせるのです。
では、具体的にお伝えしたいと思います。
グリーンアイス、ひのき、ヒバ杉など、クリスマスを思わせるボリュームある枝物グリーンをわさっとフラワーベースに入れ、一緒にシンプルなツリーを置くだけ。
形が出来ていて、置くだけのツリーはいろいろなタイプのものがあります。シンプルな金属のもの、ドライフラワーで形作られたもの、など。
このりんごがたくさんついたAPPLEツリーは、艶のあるりんごとオーナメントがキラキラしてとても華やか。
赤系の濃淡でまとめられているので大人っぽくまとまります。
フラワーベースに挿した枝物にオーナメントや電飾をつけるとよりクリスマスツリーに近づきます。足元に本や松ぼっくりを配置し、雰囲気を出しました。
床に布やラグを敷いて、気軽に演出コーナーを作ってみましょう。
同じ考え方で、小さくまとめるとちょっとした棚上や玄関先にもクリスマス飾りをすることができます。
わさっとしたグリーン、シンプルなツリーに加え、アロマディフューザーなどを一緒に飾ると玄関に良い香りが漂います。
すっかり身近になったスワッグ。
壁面に吊るだけでクリスマス気分が出るすぐれもの。広い空間がなくても飾りやすいアイテムです。壁につけて小テーブルなどを置き、そこをクリスマスコーナーに。その上にスワッグを吊ると飾り全体に立体感が出ます。
これは、キャンバスの絵が光る、とてもかわいい商品。キャンバスは薄いのでとても飾りやすい。
あかりをうまく使うと冬の温かい雰囲気が出て和みますよ。
これはトイレに取り付けた木製の棚。
そんな場所にも光るアイテムとクリスマスらしいグリーンを。
ドアを開けた瞬間に目につき、その度にクリスマス気分を味わえます。
(株)サザビーリーグにてウィンドーディスプレイ・スタイリングを担当し、退社後フリーランスのディスプレイデザイナー・スタイリストとして活動。さまざまなジャンルのウィンドーディスプレイ・展示会の装飾などを手がける。また、書籍・雑誌・webではスタイリングを手掛け、インテリア撮影やデコレーションアイデアの紹介、雑貨選びの連載ページなど、多岐に渡って活躍中。著書は「小さなスペースではじめる 飾る暮らしの作り方」「暮らしの図鑑 ガラス」(共に翔泳社)。
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