思い出のメニュー

「1999年のクリスマスケーキ」

菓子研究家
高吉洋江さん

プロフィール
菓子研究家。
大学卒業後、渡仏。
ル コルドン ブルーパリ校にて製菓修了証を取得。同校でアシスタント、5つ星ホテル クリヨン他でスタージュ(研修)を経験。帰国後7年にわたって、アフタヌーンティー・ティールームのテイクアウト商品の開発を行う。退社後、2005年秋よりお菓子教室“tiroir(ティロワール)”をはじめる。

著書
『ティロワールのお菓子レッスン』マイナビ出版
『やさいの焼き菓子』文化出版局
『バターを使わないクッキー/マフィン/チーズケーキ』主婦と生活社

共著
『ホーローバットで作る体にやさしいお菓子』主婦と生活社
『濃いめが美味しい至福のプリン』家の光協会                 


エピソード
蒸篭の一段目にピーカンナッツをトッピングしたガトーショコラ、二段目に紅茶と1999年の刻印の入ったレンゲをセットにした、初めて作ったクリスマスケーキでした。ケーキと紅茶はもちろんですが、ケーキが入るように通常より高さのある二段の蒸篭、ケーキを包むガーゼ、刻印の入ったレンゲ型のティーメジャースプーンも全てオリジナルで作り、たくさんの方と関わる楽しさを経験し大変なこともありましたが納得のいく商品ができました。思いが入りすぎて商品説明をする店長会で、「初めてで何も分からない状態だったのですが、一生懸命作りましたのでどうかよろしくお願いします。」と泣いてしまったんです。終わった後で何人かの店長さんから、「私たち、お客様に一生懸命届けますから」と言っていただき嬉しかったんですよね。

20年以上経った今もレンゲ型のティーメジャースプーンは手元にあります。ラベルに入れた中国語のメリークリスマスってなんだったっけと思い出したら、そうだ「シャン ダン ジェー クワイ ルー」だ!とちゃんと憶えていました。笑

本当に熱く商品づくりをしていたなあ、きっともうあんなに泣いたり笑ったりしながら商品を作ることはないんだなあと懐かしく思います。         


一言メッセージ
40周年おめでとうございます。長い歴史の中で7年半という今思えば短い期間でしたが、社会人として初めて経験する事ばかりで本当に刺激的で濃密な時間でした。かけがえのない本当に楽しい時間を過ごさせていただいたことに感謝し、卒業生として恥じないようにこれからも仕事をがんばっていきたいと思っています。ありがとうございました。   

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