思い出のお仕事

「『Cat’s NapTime』の型物の陶器類」

Cat’s ISSUE 主宰・ディレクター
太⽥メグさん

プロフィール
多摩美術大学卒業後、デザイン、編集、キュレーションとアートを土壌に様々な職を経験し、2010 年アートラウンジ「SUNDAY ISSUE」を立ち上げる。2013年にはネコ好きクリエイターと共に、ネコへの偏愛を発信するプロジェクト「Cat’s ISSUE」を発足。以後「Cat’s ISSUE」にて、アパレルおよび雑貨のデザイン・企画、POP-UPなどを開催。また、SNSを通じネコと子供の成長記録を発信するなど、現代における幸せなネコとの共生を模索中。Afternoon Tea LIVINGとCat’s ISSUEのコラボ企画「Cat’s NapTime」第7弾が、2022年に展開予定。



「『Cat’s NapTime』の型物の陶器類」

思い出深いのは「Cat’s NapTime」のネコの顔型のマグと、上向きに寝そべったネコの花器など、原型から携わってゼロから作り上げた型物の陶器類です。

⽴体の量感などのイメージを伝えるために、まずは私がインダストリアルクレイでファースト原型を作り、それを元に、プロの原型師さんに型を作っていただき、またその原型を監修し完成させる。というようなプロセスを踏んだことで、ネコの造形に対して思いを込めることができました。 

「Cat’s NapTime」の現場では、雑貨を⽣み出して販売するだけでなく、イベントやSNSなどを通じて、全国の店舗のスタッフの⽅、お客様と、そのお宅のネコ達、との繋がりが感じられて、全てのシーンで本当に楽しめる、素敵な企画だな、といつも思っています。




思い出のメニュー「アップルパイ」

―太田メグさんの幼少期のアフタヌーンティーとの思い出-

小学生~中学生の頃、母と私の二人の楽しみの一つとして、新宿伊勢丹の2階の広いファッションフロアを隅から隅まで歩き回って洋服を物色し、疲れ果てた頃、フロアの奥に現れるAfternoon Tea TEAROOMにて「アップルパイ」を食べ、それをもって買い物完了!とする、という習慣めいた決め事がありました。

子供の頃の私は、お買い物の内容よりも、この習慣の方を楽しみにしていた時期があり、お買い物については、満足感や達成感の裏で、ちょっとした罪悪感(父や兄への)なども感じていたのですが、最後にたどり着いたこの優しい「アップルパイ」を食べることで、「今回も正しく買い物が完了し、これでよかったんだな」という感覚で勝手に肯定されたような気分になっていました。

一方、母にとっては、一戦終えた後の通過地点であり、またここで力を蓄えてから、地下の食品フロアへ勇んで行くのだ、という意気込みさえ感じられ、向かいに座る娘の目から見ても、意気揚々としていた記憶があり、あの頃は母も若かったなぁと、懐かしく思い出されます。

今も大好物の「アップルパイ」ですが、Afternoon Tea TEAROOMのやわらかくてあたたかくて、甘酸っぱくてクリーミーなあの味は、私にとっては特別で、母と私(娘)の女同士の秘密めいた癒しの味として忘れられない一品です。



一言メッセージ

⻑く続く歴史の中の⼀部として、たくさんの商品を作る機会をいただけて、⼤変光栄です。
お客さまが喜ぶ商品や、時代にあった商品をこれからもたくさん⽣み出していっていただけたらと思います。



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