アフタヌーンティーがずっと大切にしてきた思い入れのある定番品やブランドを代表する象徴的なアイテム。それらが誕生するまでのエピソードとそこに込めた裏側のストーリーを綴ります。
朝倉充展と朝倉洋美によるクリエイティブユニット「Bob Foundation(ボブファウンデーション)」の描き下ろしイラストがソックスになりました。自由な発想のモチーフとポップな色使いで、履くだけでなんだか楽しい気分になってくる、このソックスシリーズは「ソックスから始まる、足元のおしゃれの提案」です。無地や落ち着いたカラーの服が多くなる秋冬の大人の装いに、ポップなソックスをプラスしたら、ウキウキした気分で過ごせるのではないかと考えました。
そこで、ユーモアあふれる可愛いアートで人気のBob Foundationに依頼。メンバーの洋美さんご自身もソックスには、以前からこだわりがあったようです。「車に乗るのが好きなのですが、車から降りるとき、外から足元が先に見えますよね。日頃からソックスにポイントがあったらいいんじゃないかと思っていて、車好きな友人とユニットを組みオリジナルのソックスを作るぐらい好きなアイテムです。だからオファーをいただいて嬉しかったですね」
一見よくわからない幾何学柄の「ラクガキ」は、友達と長電話をしながら手元のメモ帳に何気なく描いた落書きを表現したもの。いろいろな靴のモチーフが踊る「シューズ」は、今日はどの靴で出かけようかと考え、ワクワクする時間がイメージソース。コミックスのようなポップな吹き出しをちりばめた「チャット」は、紅茶を飲みながら友達とおしゃべりする楽しいひとときを、クリスマスシーズンにもぴったりの「スター」は、流れ星が降り注ぐ冬の夜空をテーマにしました。
「ボーダー×チェック」は同系色でシンプルですが、普段履いているときはボーダーのソックス、靴を脱ぐとチェックが現れるというアイデアで、2つのパターンを組み合わせています。立体感のある編み柄で表現するのは、実は技術的に至難の業で、開発スタッフにとって挑戦のしがいがあった自信作です。「ドット」もアニマル柄のようなランダムな形のドットを編みで表現したことで表情豊かな模様に仕上がりました。
これらのモチーフは全て洋美さんのスケッチブックから生まれたもの。たくさんのイラストの中から、アフタヌーンティーの開発スタッフと話し合って選んでいきました。それをソックスのサイズに合うようにデザインし、プリントではなく編みで忠実に再現。「太い線の方が表現しやすいのではないかと思いましたが、細めの線画も細かく仕上げてくださって感動しました」と洋美さんも満足の出来栄え。色の組み合わせは、ライトブルーとイエロー、レッドにグレーなど、1つの柄に3色ずつ。どれも落ち着いたトーンのファッションに映えるカラーバリエーションです。
ソックスには可愛いだけでなく、気になるニオイを抑制してくれる抗菌防臭機能も。ポリエステルコットンのさらりとした肌当たりで履き心地もよく、オフィスカジュアルや週末のおしゃれのワンポイトとして活躍してくれます。またギフトに最適な、Bob Foundationのイラストとポップなカラーの専用ボックスを用意しました。ソックスとお揃いのミニタオルやショッピングバッグを組み合わせて、友人へのプチギフトやクリスマスプレゼントにおすすめです。大人の遊び心満載なBob Foundationのソックスで冬のおしゃれを明るく盛り上げましょう。
【Profile】
Bob Foundation |ボブファウンデーション
朝倉充展と洋美によるクリエイティブグループ。Central Saint Martins College of Art and Design 卒業後、2002年に設立。グラフィック/イラスト/壁画/ムービーなど多岐に渡り活動。オリジナル日用品ブランドDAILY BOBの運営も行う。プロフェッショナルな図工工作がモットー。
※写真撮影時以外はマスクを着用し、十分な距離を保ち安全に考慮しております。
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