170年以上続くイギリスの老舗陶器メーカー「バーレイ」に憧れて

2021.11.10
Afternoon Tea staff
Afternoon Tea staff
英国の老舗陶器メーカー「バーレイ」の5つの個性的な柄がラインナップ。

隠れたいいもの、いいはなし

アフタヌーンティーがずっと大切にしてきた思い入れのある定番品やブランドを代表する象徴的なアイテム。それらが誕生するまでのエピソードとそこに込めた裏側のストーリーを綴ります。

Vol.24 「バーレイ」のアーカイブシリーズ

イギリスのミッドランド西部ストーク・オン・トレントで、1851年に創業された陶器メーカー「Burleigh(バーレイ)」。今も変わらず銅版転写という技法を用い、手作りで食器を作るのは世界でもここだけ。2014年には、チャールズ皇太子の慈善事業財団によって約130年稼働していた工場を修繕しました。170年以上続く伝統的な技術とデザインを継承し、本国イギリスのみならず、世界中で愛されています。

アルバイトスタッフ時代にバーレイを知って以来、愛用歴十数年という、アフタヌーンティー・リビング販売マネージャー西岸佐保さん。

アフタヌーンティー・リビングの販売マネージャーとして、接客や店舗づくり、スタッフ育成を担当している西岸さんも、バーレイに魅せられた一人。「16、7年前、アフタヌーンティーでアルバイトスタッフとして働いていたときに、先輩のお家に招かれ、そこで出してくださったお茶の器がバーレイのブルーキャリコでした。それがバーレイを知ったきっかけです」

氷の上に落ちたプルナス(桜の一種)をイメージしたというブルーキャリコの、深い青色と可憐な小花柄に一目惚れ。「アフタヌーンティーでも扱っている店舗があると教えてもらいましたが、自分には少し高価だったので気軽に購入はできませんでした」と当時を振り返ります。

西岸さんも愛用する人気シリーズ「ブルーキャリコ」。マグカップ¥4,400 カップソーサー¥5,500

「それから1年ほど経って、自分への誕生日プレゼントにブルーキャリコのカップソーサー2客とプレートを思い切って購入しました。しばらくは棚に大切にしまって眺めるだけでしたが、せっかくだからと、アフタヌーンティーブレンドの紅茶を淹れて飲んでみたら、なんだか少し大人になったような気分になれたのです。これまで頑張ってきてよかったと思えた、忘れられないひと時でした」

170年以上もの間、職人の技術とデザインが受け継がれてきた、イギリス、ストーク・オン・トレントにあるバーレイの工場。原料の土からイギリス産にこだわり、陶器を製造する石膏型まで全て自社工場で作る。

バーレイのカップソーサーでちょっと贅沢なティータイムを

バーレイの魅力は、美しく繊細な絵柄の素晴らしさはもちろん、170年以上もの間、変わらない工程と熟練の職人さんたちの手で、ひとつずつ丁寧に作られているところにあります。銅版転写と呼ばれる技法で行う絵付けは、絵柄の出方や色の濃淡などの表情がひとつひとつ微妙に異なり、手作りならではの温かみを感じさせます。手にしっくりと馴染む程よい厚みと口当たりの良さも特長です。

陶器に絵付けを行うための銅板を職人さんが手彫りする様子。ロール状の銅板に何種類ものニードルを使って手作業で絵柄を刻んでいくため、一つの絵柄が完成するのに6週間以上もかかる。

以来、西岸さんは、ブルーキャリコのマグカップやボウルを買い足し、他のシリーズも徐々に揃えていきました。マグカップは普段使いに、少し特別なときにはティーカップに紅茶を淹れ、手作りのお菓子をプレートに並べて優雅な時間を楽しんでいるそうです。「忙しいときでもバーレイでお茶を飲むと心にゆとりができ、おうちでの時間をリラックスして過ごせます。アフタヌーンティーのお客様にも、そんな楽しみ方をお伝えできたらと思っています」

ティールーム 丸の内新丸ビル店では、クリームティーセットや紅茶を「バーレイ」の食器を使って提供しています。※11/17(水)まで

現在は販売マネージャーとしてスタッフの育成に携わる西岸さんですが、時折、店舗に立つと、バーレイのファンであるお客様と交流することもあります。「ご自宅のコレクションの画像を見せてくださったり、限定商品の情報を交換したり。それも楽しいひと時です。また、店頭で初めてバーレイに出合ったお客様に歴史やストーリーお伝えすると、ファンになってくださいます」

40周年を記念した、日本未発売のアフタヌーンティー限定「アーカイブシリーズ」は、バーレイの代表的な「アジアティックフェザンツ」「キャリコ」を組み合わせたデザイン。プレート ¥3,850 マグカップ¥4,950 ※2021年11月現在、完売しております。1月上旬より限定店舗およびオンラインストアで再販予定です。

アフタヌーンティー40周年を記念したスペシャルな柄が登場

バーレイのラインナップに、アフタヌーンティーの40周年を記念した、日本未発売のアフタヌーンティー限定モチーフ「アーカイブシリーズ」が登場します(※限定店舗での販売は2022年1月予定)。これは、2013年に「Engravers Collection」として発売された、バーレイの代表的なパターン「アジアティックフェザンツ」「キャリコ」を組み合わせたパッチワーク風の独創的な絵柄です。日本での展開はなく、2014年以降は製造もしていなかったため今回が日本初登場。しかもカップの底には、バーレイとアフタヌーンティーとのダブルネームの刻印が押されているスペシャルなアイテムです。

底面に押された刻印もシリーズごとにデザインが異なる。日本未発売のアフタヌーンティー限定モチーフ「アーカイブシリーズ」にはアフタヌーンティーのロゴも。

他にも、高麗キジと牡丹が描かれた、人気の「アジアティック フェザンツ」シリーズから、日本限定の「グリーン アジアティック フェザンツ」「プラム アジアティック フェザンツ」、ニワトコの木の花をイメージした「フェリシティ」、1913年に国王ジョージとお妃メアリーのために特別にお披露目された孔雀のモチーフが印象的な「リーガル ピーコック」を発売。

高麗キジと牡丹が描かれたオリエンタルな雰囲気の「アジアティックフェザンツ」は、1862年頃に誕生した歴史ある絵柄。グリーンは日本限定生産カラー。マグカップ¥4,400 カップソーサー¥5,500

「アジアティック フェザンツはバーレイならではの繊細な絵柄ですが、アジアとヨーロッパが融合した特別な雰囲気があります。リーガル ピーコックも、カップの内側にも絵柄があるので、お茶を飲んでいる時にも楽しめますね。ぜひ新たにコレクションに加えたいと思っています」

かつての先輩のように、いつか後輩を自宅に招いて、バーレイの魅力を伝えたいと西岸さんは語ります。長い歴史を育んできたバーレイのように、好きなものを暮らしに取り入れて、豊かな時間を持つというライフスタイルも、アフタヌーンティースタッフの間で受け継がれていくのかもしれません。



【お取り扱い店舗】
丸の内新丸ビル、東武百貨店池袋店、仙台藤崎、大丸神戸店、紙屋町シャレオ、星ヶ丘三越、公式オンラインストア
(11/10 12:00時点)
※限定商品のため在庫状況は変動します。あらかじめご了承ください。



※写真撮影時以外はマスクを着用し、十分な距離を保ち安全に考慮しております。

この記事を書いた人
Afternoon Tea staff
Afternoon Tea staff

なんでもない一日が、心地よい刺激で満たされる、ふっと楽しくなってくる。 私たちが大切にしているものは、そんな日常のなかのこころのゆとりです。 夢を感じる商品やメニュー、気持ちの通いあうサービス、くつろぎの時間と空間。 そのひとつひとつが、お客さまのシアワセのきっかけとなりますように。

Recommend おすすめの記事はこちら