今日の笑顔を支える、あの人の舞台裏。「美濃文山窯元 4代目 伊藤公一さん」

2021.06.01
Afternoon Tea staff
Afternoon Tea staff

日本のあちこちで、今日も自分だけの「表舞台」に立つ人々。
つむぐ物語はひとそれぞれ違うけれど、
どの舞台も美しく輝いて見えるのは、「舞台裏」での人知れぬ努力があるから。
いつでもどんな時でも手軽に涼やかな風を感じられる、FANは輝く人の味方です。


美濃文山窯元 4代目
伊藤公一さん

岐阜県の美濃焼を家族で代々引き継ぎ、4代目の製陶業者として活躍する伊藤公一さん。
「きちんと手が入ったものをより多くの方に」。その想いを胸に、他の窯元では真似できないモノづくりを行っている。

――お仕事をする上で一番大切にしていることはなんですか

時代にあったモノを作ること。もともと美濃焼の中でもこの町は、とっくりに特化した産地だったんです。しかし日本酒だけがお酒ではなくなってきたこともあり、祖父の代から食器を扱うようになってきました。現在では全自動化された機械を使ったり、工程を分業化して陶器を作るのが主流なのですが、うちはあえて昔の機械を残し、すべての工程を自分の窯元で行っています。すると、作る時、塗る時、窯で焼く時、すべての工程でいろいろな工夫ができるんです。今ではこのように手間をかけて陶器を作ること自体が珍しくなっています。そのため、うちの窯でしか作れないものを求めて、さまざまな注文が入ってくるんです。オリジナルの土を使っているのも特徴的だと思います。

――やりがいを感じる瞬間は?

自分の作ったモノを店頭に並べて頂くことはもちろん、購入してくれた方の反響をSNSなどで見ることは、やりがいに繋がります。陶器は使ってもらえる方の生活に馴染んでこそ。「その後大切に使っています」とか「こんな風にお料理を盛ってみました」とか、暮らしに寄り添っている場面を知れると一番嬉しいですね。仕事をする上で大変なことを聞かれることもありますが、僕は仕事を嫌だと思ったことはなくて。基本トライ&エラーの繰り返しで新しいものを生み出しているので、何度も色の調整や焼きを行うことも多いですが、それもまた楽しみでもあります。

――自分のリフレッシュ方法は?

夏はキャンプ、冬はスキー。趣味に没頭するのが最高のリフレッシュタイムです。バイクで少し走ったりすることもありますね。毎日800℃まで温度を上げる素焼きは2時間ごとに窯を見ないといけないんです。だから家や作業場にいると、窯を焼いてない日でもつい気にかけてしまうから、出かけてしまう方がいいんです。

――お仕事をしていく上で将来の目標やチャレンジしていきたいことはありますか。

今の流れのまま、長くこの仕事を続けていきたいです。この地にはこういう小さな工房がたくさんあって、80歳の方もまだまだ現役です。僕もそんな風にモノづくりに関わっていきたい。そして、できるだけ多くの皆さんの手元に自分の陶器を伝えたいと思います。

――ハンズフリーファンを使ってみた感想を教えてください。

夏の作業場にあると嬉しいですね。普段僕らは大きい扇風機を置いて、そこで涼んでいるんですが、そこから離れるとたちまち暑くなってしまう。対策として今まではクールネックを巻いていたりしたんですが、ハンズフリーファンの方がよっぽど涼しかったです。大きさの割に軽く、少し縦型になっているのもいい。スポット的に首元に風が当たるので、目が乾いたり、髪の毛が動くなど、作業の邪魔になる要素がないですね。

ハンズフリーダブルファン ¥3,960

――この仕事においての「舞台裏」とはなんですか?

工房における制作作業が表舞台とすれば、自分で料理し、器に盛り付けてみること。どのような食材がどのような料理でどれほどの量を合わせられているのかを知ること。器に合わせるダイニング雑貨を見ること。それらを通じて今のライフスタイルを知り、次の器を考えるのが私の裏舞台です。


Photo: Kento Mori
Text: Akemi Kan


※写真撮影時以外はマスクを着用し、十分な距離を保ち安全に考慮しております。



伊藤 公一

大学卒業後家業に入り、美濃文山窯元創業100年を機に4代目を就任。





この記事を書いた人
Afternoon Tea staff
Afternoon Tea staff

なんでもない一日が、心地よい刺激で満たされる、ふっと楽しくなってくる。 私たちが大切にしているものは、そんな日常のなかのこころのゆとりです。 夢を感じる商品やメニュー、気持ちの通いあうサービス、くつろぎの時間と空間。 そのひとつひとつが、お客さまのシアワセのきっかけとなりますように。

Recommend おすすめの記事はこちら