今日の笑顔を支える、あの人の舞台裏。「フードディレクター KAORUさん」

2021.06.01
Afternoon Tea staff
Afternoon Tea staff

日本のあちこちで、今日も自分だけの「表舞台」に立つ人々。
つむぐ物語はひとそれぞれ違うけれど、
どの舞台も美しく輝いて見えるのは、「舞台裏」での人知れぬ努力があるから。
いつでもどんな時でも手軽に涼やかな風を感じられる、FANは輝く人の味方です。


フードディレクター
KAORUさん

フードディレクター、そして「Dress the Food」主宰として、
広告や雑誌、CMなどで活動しているKAORUさん。
食材の美しさを多角的に発信すべくフードアーティストとしても精力的に活動している。

――お仕事をする上で一番大切にしていることはなんですか

食材の魅力を仕事ごとにどうやって引き出すかを大切にしています。ひとつのストーリーの中で、どういう見え方にすればより面白くなるのか? と考えるし、食材が主役の時は見たこともないような作品に仕上げたいとも思う。最初は単純に食べ物を美味しそうに見せるとか、美味しいものを作ることに一番興味があったのですが、そこからより深く材料を見つめるようになって。同じ食材でもひとつひとつが自然物として異なった形状や色彩を持っていて、なんて美しいのだろうと。その発見から、どうしたらこの思いを表現することができるだろう?と模索していた中から生まれたのが、モノクロの人物写真の上に直に食材を乗せて再度撮影する作品シリーズ「Food On A Photograph」でした。最近、卵の作品シリーズをたくさん撮っているんですが、卵は料理によって変形するし質感も変わる。生でも茹でても、焼いてもOK。卵焼きやオムレツ、メレンゲにもなるし、改めてヴィジュアル面でも面白い食材だなと思っています。季節ごとに自分が素敵だと思う食材は毎年巡ってきますが、常に新しい発見をして、違う表現をしていきたいです。

――やりがいを感じる瞬間は?

いろんな場面でやりがいを感じています。特にいい作品が出来上がった時には、大きな喜びを感じます。例えばCMなどで、たくさんの人と同じ方向を向いてひとつのモノを作り上げた時も最高。達成感や充実感とともに、とてもハッピーな気持ちになります。

――自分のリフレッシュ方法は?

朝の散歩です。なるべく朝は早く起きて、緑のある場所まで足を運びます。そして自然から何かインスピレーションを得て、一日を始める。それができない時は、ヨガやストレッチで身体を整えています。朝の時間は私にとって一日で一番大事です。そこでうまくスイッチを入れられるかどうかで一日の流れが大体決まる気がします。

――お仕事をしていく上で将来の目標やチャレンジしていきたいことはありますか。

自分が尊敬するクリエーターさんといいものを作っていきたい。映像に関しても、もっといろんな方法を探っていきたいですね。

――フォールディングファンを使ってみた感想を教えてください。

仕事に集中していると、自分が汗をかいていることに気がつかなかったりするんです。でもその汗が実はストレスになるから、フォールディングファンを活用したいですね。心地よい風が気持ちよかった。音も小さく、周りの人にも影響がなさそう。仕事シーンでも活躍しそうです。

フォールディングファン ¥1,870

――この仕事においての「舞台裏」とはなんですか?

表現するまでの知識の取得や、料理自体の歴史や食材のルーツを知ること。あとは自分がどれだけその食材の経験があるか。例えば食材が分離しちゃった時、油を入れるのか、水分を足すのか、温度が問題だったのか、など。自分の知識と経験がないと、なかなか食材の魅力を思うように活かせません。レシピ紹介の場合では、自分が何度もその料理を作っている必要もあります。だから、写真になるまではすべて舞台裏かもしれないですね。


Photo: Kento Mori
Text: Akemi Kan


※写真撮影時以外はマスクを着用し、十分な距離を保ち安全に考慮しております。



KAORU

CM、広告、雑誌のフードディレクションとスタイリング、企業や飲食店のレシピ考案他、ファッションブランドとのコラボレーション、The fashion postでの連載など幅広く活躍するフードディレクター。 写真の上に直接食べ物や料理を乗せ、再度撮影する作品シリーズ“Food On A Photograph”が業界内外から評価され、18,19年にはNY,東京の2都市で展示を開催。食材の魅力を引き出す表現を得意とする。





この記事を書いた人
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なんでもない一日が、心地よい刺激で満たされる、ふっと楽しくなってくる。 私たちが大切にしているものは、そんな日常のなかのこころのゆとりです。 夢を感じる商品やメニュー、気持ちの通いあうサービス、くつろぎの時間と空間。 そのひとつひとつが、お客さまのシアワセのきっかけとなりますように。

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