アフタヌーンティーがずっと大切にしてきた思い入れのある定番品やブランドを代表する象徴的なアイテム。それらが誕生するまでのエピソードとそこに込めた裏側のストーリーを綴ります。
2020年、アフタヌーンティーの新たな定番「LOGO WORKS(ロゴワークス)」シリーズが仲間入りしました。アフタヌーンティーでは、ヨーロッパのデザインを基調としたエレガントなデザインも人気ですが、より今の時代に沿った定番とは何かを考えました。そこで行き着いたのは、毎日使うものだからこそ、シンプルかつユニセックスで使い心地がよく、流行に関係なく長く愛用できるもの、というコンセプトです。
誰にでも幅広く使ってもらえるように、どんなインテリアともしっくり馴染む優しいホワイトと、ベージュのようなグレーを基調にしています。シーズンごとに登場する新色とも相性がいいベーシックなカラーです。そして、「AFTERNOONTEA」のロゴは直線を生かしたモダンなフォントに。文字の太さ、サイズ、間隔まで細かく調整して、ベストなバランスのグラフィックに仕上げました。ただし、このシリーズの主役は、あくまでプロダクト自体の機能性やその上で必要な形とデザインなので、ロゴは主張しすぎず、一体感を大切にしています。
「LOGO WORKS」が一番こだわったのは、使う人の心地よさ。ひとり暮らしのかたや新しいファミリーが揃えるキッチン&ダイニングアイテムとして、また、普段の暮らしに添えるアイテムのひとつとして、必要なことは何だろうと、「原点」に戻り考えました。その結果、機能性とクオリティをより重視した、シンプルで使いやすいシリーズに仕上がりました。その自信は、アイテムごとに付けられたプロダクトナンバーと、特徴を明記したタグにも現れています。
例えば、アフタヌーンティーの代名詞でもある紅茶を愉しむために欠かせない、「茶こし付きティーポット」には、No.19が付けられています。紅茶をおいしく淹れるための、茶葉のジャンピングを促す底の丸みと突起はもちろん、持ちやすいハンドル、洗いやすくて便利な広めの口径、周りに子どもやペットがいても安心して使えるように安定性も重視。本体の磁器は美濃、茶こしは金属加工の街・新潟県燕三条市で作り、産地にもこだわりました。
そして、No.17、18は2つの「マグカップ」。前者は、一般的なティーバッグ1包分におすすめのサイズで、紅茶の香りがふわりと広がるように口径はやや大きめです。後者は、コーヒーのドリップバッグの適量を考慮した容量や、内側に少しだけ閉じた口径でカップの中に香りをとどめ、コーヒーのおいしさを引き立ててくれます。
そのこだわりは調理器具にも。No.44の「スチーマー」は「エンボスココット鍋」と組み合わせて、手軽に蒸し料理を作ることができます。ココット鍋と同様に、アルミ製で軽くて扱いやすい上に、材料がこびりつきにくいフッ素加工なのでお手入れも簡単。この2つのセットで料理の幅がぐんと広がります。
「LOGO WORKS」は、オフィスやリモートワークでの使い勝手も追求しました。No.26の「フタ付ステンレスマグカップ」には、仕事中いつでもおいしいドリンクを楽しめる工夫が詰まっています。ステンレス真空二重構造で保温・保冷に優れ、オフィスでのコーヒー事情をリサーチし、コーヒーメーカーにもぴったり収まりやすいサイズに仕上げました。蓋が透明のため、中身を確認しながら飲むことができます。しかも便利な目盛り付き。また飲み口の付いた蓋は簡単に取り外すことができるようにツマミが付いているので、女性のネイルも傷めません。
NO.5の「2点ロック式ランチボックス」は、お弁当の困りごと、汁もれ対策を徹底しました。シリコーンパッキンの位置を見直し、中蓋と外蓋で二重にガード。バッグの中でも邪魔にならないコンパクトな形状なのに、容量はたっぷり500ml。シンプルな構造だから洗いやすくお手入れも簡単です。その上、電子レンジに対応するプラスチック素材でありながら、表面は石川県の山中塗りを採用。年齢や性別を問わず使ってもらえるよう、マットで上品な質感に仕上げました。
アフタヌーンティーの新たなエッセンスが詰まった「LOGO WORKS」シリーズのこだわり。機能性、品質、デザインのどれをとっても選りすぐりの精鋭プロダクトが揃っています。アフタヌーンティーが自信を持ってお届けする新定番「LOGO WORKS」が、みんなの暮らしの中の定番となりますように。
※写真撮影時以外はマスクを着用し、十分な距離を保ち安全に考慮しております。
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